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大阪観光大学創立記念シンポジウム「関西国際空港開港30周年記念―関西国際空港の発展と地域?観光振興―」を開催
12月7日(土)、大阪観光大学において、「関西国際空港開港30周年記念シンポジウム」が盛大に開催されました。
本シンポジウムには、観光庁の大野一専門官、熊取町の藤原敏司町長、泉佐野市の千代松大耕市長(代理:真瀬三智広副市長)をご来賓にお迎えしました。
シンポジウムは、学校法人大阪観光大学の山本健慈理事長による開会の挨拶でスタートし、続いてご来賓からのご挨拶がありました。その後、基調講演と関西国際空港周辺地域の観光事業報告が行われました。
第1部:
基調講演1:「関西国際空港の過去、現在、未来―観光の大学への期待に触れて」
関西国際空港の設立から現在に至るまでの歴史を、株式会社関西エアポートオペレーションサービスの石川浩司代表取締役社長が貴重な写真とともに詳しく解説しました。空港の発展と観光業への影響について、深い知見を提供いただきました。
基調講演2:「関西空港への期待―アジアからのインバウンド事業展開の立場から」
現在急成長を遂げるインバウンド観光について、WAmazing株式会社の加藤史子代表取締役CEOが最新のデータを交え、わかりやすく講演しました。関西空港の役割と観光業の未来についての展望が示されました。
第2部:
関西国際空港地域の観光事業報告 このセッションでは、関西国際空港周辺地域で進行中の観光事業が紹介されました。
? 事業報告1:「貝塚市二色の浜リバイバル?プロジェクト」
延生建設株式会社の延生康二代表取締役社長が、二色の浜を大阪府内で初となる国際認証「ブルーフラッグ」を獲得した経緯と地域活性化を目指したプロジェクトの進展状況を報告しました。
? 事業報告2:「南海電鉄沿線活性化」
南海電鉄グループのツーリズム戦略と外国人人材確保の取り組みについて、株式会社南海リサーチ&アクトの橋本一郎氏が報告しました。
【質疑応答とディスカッション】
コメンテーターとして、観光庁の大野一専門官、株式会社南紀白浜エアポートの岡田信一郎代表取締役、加藤史子氏、そして本学の細川比呂志教授が参加しました。さらに、大阪観光大学の小槻ゼミの留学生、マイゴックアインさんとダオティ キェウ チャンさんも参加し、専門家と留学生による質疑応答を通じて、参加者は各事業の詳細について深い理解を得ることができました。
今回のシンポジウムは、関西国際空港の発展と地域観光振興に対する重要な知見を共有する場となり、188体育と観光業の未来に向けた新たな視点を提供する有意義なイベントとなりました。